あめりかでいこ (アメリカ梯姑)
学名 |
Erythrina crista-galli |
日本名 |
アメリカデイコ |
科名(日本名) |
マメ科 |
日本語別名 |
カイコウズ(海紅豆)、ホソバデイコ |
漢名 |
梯姑(テイコ,tīgū) |
科名(漢名) |
豆(トウ,dòu)科 |
漢語別名 |
紅豆花(コウトウカ,hóngdòuhuā)、美國梯姑(mĕiguó tīgū)、巴西刺桐(ハセイシトウ,bāxī cìtóng)、鷄冠刺桐(jīguān
cìtóng) |
英名 |
Common coral tree, Cockscomb coral tree, Cockspur coraltree |
辨 |
デイコ属 Erythrina(刺桐 cìtóng 屬)については、デイコ属を見よ。 |
訓 |
日本では、これを海紅豆に当てるが、漢名を海紅豆(カイコウトウ,hăihóngdòu)というものは ナンバンアカアズキ。したがって、本種に海紅豆を用いるのは誤りである。
小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)31に、海紅豆は「トウジンマメ トウマメ リウキウマメ」と。 |
漢名の美国はアメリカ合衆国、巴西はブラジル。
梯姑は、梯梧(テイゴ,tīwú)・梯沽(テイコ,tīgū)などとも書き、あるいは中国南方の方言に由来するものかともいう。 |
英名の coral tree は、花の色から。cockscomb は 鶏のとさか、cokspur は 鶏の蹴爪、花の色と形から。 |
種小名の crista-galli は、鶏のとさか。 |
説 |
ブラジル原産。日本には、幕末(一説に明治中期)に渡来。日中とも暖地で観賞用に栽培する。 |
誌 |
鹿児島県の県木。 |
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